「シリアル」についてのお話、最終章です…
シリアル市場はコロナ禍に伴い、内食機会の増加や健康志向の高まりを背景に成長を今尚遂げています。
日本のシリアル市場は、日本スナックシリアルフーズ協会好評の出荷金額において、2020年に前年から約40億円増の588億、2021年は約34億円増加して622億円で着地しました。
2016年に達成した過去最高の602億円を更新したのだそうです。
そして、シリアル市場の好調を牽引するのが、オートミールの伸長です。
健康価値や汎用性の高さが支持され、需要が拡大しています。
国内のオートミール市場は、20年度には23億円でした。
23年度85億円にまで成長するとされ、26年度には120億円になるという予測もされています。
凄いですね…
オートミールとは、オーツ麦を脱穀して食べやすく加工したものです。
食物繊維や鉄分、ビタミンB1、たんぱく質などの栄養素を豊富に含み、米と比較してカロリーが低く糖質量も少ない。
また、「米化」が話題になったように、米の代わりに活用出来るほか、おかずやスィーツにアレンジできるなど汎用性が高いこともオートミールが支持される要因だそうです。
シリアルの成長は今後もまだまだ続くでしょう…
今回は少しお堅い内容でしたが、今回でシリアルについてのお話は終了となります。
では、次回お会いしましょう~