7月7日は七夕です。笹を飾られてる店舗を見かけるようになりましたが、お願い事は書かれましたか?この笹飾り、それぞれに意味があるのはご存知だったでしょうか。
●吹き流し:機織りやお裁縫の上達を願う飾りです。かつての宮中儀式で、五色を作るときに出た紙くずを入れて飾ることも。
●網(あみ)飾り:漁業の網から生まれた飾りです。大漁を祈願しています。
●折鶴:家内安全や長寿を願う飾りです。千羽鶴にする場合もあります。
●巾着(きんちゃく):金運の上昇や貯蓄を願って飾ります。財布の場合もあります。
●紙衣(かみこ):折り紙で作った人形や着物の形のもののこと。裁縫の上達を願うほか、病気や災いの身代わりになってもらうという意味もあります。
●短冊:五色は、古代中国の「五行説」という自然哲学からきています。万物の全てを構成すると考えられた5つの元素に、それぞれ色を当てはめたものです。
火(炎)=赤
水=黒
木(植物)=青
金(鉱物)=白
土(大地)=黄
のちに、青は緑も含むようになり、黒は縁起が悪いとして高貴な色である紫が用いられるようになっています。
昔は高ければ高いほど星に願いが届くと考えられ、屋根の上まで高くかかげていたようです。