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秋冬チョコレート新商品説明会から学んだこと① ~インバウンド消費について~

梅雨も明け、夏真っ盛りですが、菓子業界では例年この時期に各メーカー様の秋冬新商品説明会が開催されます。コロナ前は展示会形式で行っていた説明会も、今年は昨年に引き続きメーカー担当者に来社頂いての個別プレゼン会の開催となりました。そこでメーカー様からお聞きした情報で興味深い話をちょっとお話させて頂きます。

私達が商いを行う大阪では、コロナ前までは外国人観光客のインバウンド消費が著しく、難波や心斎橋中心に異常な賑わいを見せていました。

…が、新型コロナウイルスのパンデミックにより、外国人観光客も激減しました。ちなみに2020年の訪日外国人総数は前年比で−87.1%だったそうです。

チョコレートのカテゴリーでは、2018年に328億円(2018年菓子売上高からチョコレートの構成比で概算算出)、2019年に341億円だったのが、2020年には44億円までインバウンド需要は激減したのだそうです。約300億円も減…

しかしながら、インバウンド消費を除く国内消費でいえば前年比103%と大健闘。特に家中需要の恩恵を受け、大袋チョコレートが大変好調だったのだそうです。また、それ以外にも健康志向の高カカオチョコレートも好調だったようです。

ここで全てをお伝えすることが出来ませんが、メーカー様からたくさんの有意義な情報をお聞きすることが出来て、本当にためになったプレゼン会となりました。

次回も引き続き、メーカー様よりお聞きした興味深い、ためになる情報を発信させて頂きます。楽しみにしておいて下さい!!