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ビスケットのお話③

今回で「ビスケット」のお話、最終話です。今回は思わず「へぇ~」と声が出てしまいそうなネタを一挙公開!!

①衛生ボーロは何で「衛生」?

小麦粉系の菓子に比べて着色していないから焼き上がりが現在のボーロより白くて衛生的に見えた。また、口どけも良く包装も缶入りで内側に白い紙が貼ってある。これらの要素から、極めて「衛生的」な印象がある菓子で「衛生ボーロ」と言われるようになったという。

②これは有名ですが、森永製菓様の「マリー」とはフランスのルイ14世王妃「マリー・アントワネット」が宮廷でビスケットを作らせた話が残っていて、それにちなんだもの。

③「たべっこどうぶつ」で馴染みのあるギンビス様、昭和5年には資本金60円でカステラ製造会社を設立していたそうです。

④昭和5年 橋谷義孝博士が「酵母」の栄養効果を発表、これを受けてグリコの江崎利一は酵母を菓子に取り入れることを思いつき、サンドビスケットのクリームに酵母を入れることにした。酵母菓子「ビスコ」の誕生である。

⑤「ラングリー」で有名なイトウ製菓様。「ミスターイトウ」のいわれは、外国の最新技術をいち早く導入しようとした創業者の伊藤が外国に技術を学びに行き、現地で氏が「ミスターイトウ」という愛称で呼ばれていたことからイトウ製菓のブランド名になった。

⑥「源氏パイ」 昭和40年頃、NHK大河ドラマ「源義経」人気にあやかり、洋風パイにあえて和風のネーミングを採用、ハートのパイの形がかぶら矢に似ているところから源氏パイとした。

⑦「オレオ」 初代社長のアドルファス・グリーンがギリシャ語で「山」を意味する OROS から造語したという説と、最初のパッケージで商品名が金色でデザインされていたので、フランス語の「黄金」の意味である OR に由来説が伝えられている。

などなど、知れば知るほど面白い豆知識。いかがでしたでしょうか?次回はどのカテゴリーに踏み込んでいきましょうか…お楽しみに!!